2016年1月12日火曜日

Happy New Year and SADC Countries

年末年始は家族に会うため日本に一時帰国させて頂きました。

予想以上に息子が成長しており、4ヶ月前に比べ語彙が多く会話が成り立つようになったのが、

非常に嬉しくとても幸せな一時帰国となりました。

そして、またここ夏の南アフリカに戻ってきましたが、

街全体がパーティーシーズンである12月に比べ落ち着きを取り戻しています。


先日仕事柄南ア周辺のSADC加盟国について調べたので、その事について記します。

SADCとはSouthern African Development Communityの略で、

南部地域アフリカの計15カ国が加盟おり、

加盟国内の経済の統合や域内の安全保障を目指しています。

加盟国は、アンゴラ、ボツワナ、ジンバブエ、タンザニア、マダガスカル、南アフリカ、レソト、

スワジランド、マラウィ、モザンビーク、コンゴ民主共和国、モーリシャス、セイシェル、

ザンビア、ナミビアとなっています。

モーリシャスやセイシェルのように世界的にも有名なリゾート地がある高所得の国から、

マラウィやコンゴ民主共和国のような

日本人にとっては馴染みのとても薄い

そして一日2ドルでクラス人々が国民の80%を占める最貧国の一つに数えられる国々もあります。


皆さんはこれらの国の中で知ってる国はどのくらいありますか?

正直な話ここに来るまで自分はアンゴラ、ボツワナ、レソト、スワジランド、マラウィ、モザンビーク

は名前すら聞いたこともなく知らなかったように思います。


簡単にざっくりとまとめると以下のようになります。

アンゴラ  :27年続いた内戦が02年に終結。産油国の一つで輸出の90%が石油関連製品
        世界一物価が高い国としても有名(ハンバーガーセットが約2500円)

ボツワナ  :独立以来内戦がなく政治的に安定した国。世界一の産出量のダイヤモンドを誇る。
        ダイヤの恩恵を国内産業の育成につなげる健全な財政運営

ジンバブエ :大統領による数々の失策により経済が崩壊。100兆ジンバブエドルを発行するなど
         ハイパーインフレを経験。現在は複数通貨制(実質はUS$が流通)

タンザニア :セレンゲティ国立公園など豊富な観光資源の他、農業国大国のひとつ。
         またザンビアやコンゴ民主共和国などの内陸国への玄関口としての良港を有する。

マダガスカル:世界4位の大きな島。世界最大のコメ消費国などアフリカに最も近いアジアとも。
         地理的にサイクロンや洪水など苦難が多く、国民の8割以上が一日2$以下で生活。

レソト    :周囲を南アに囲まれた山国。南ア鉱山への出稼ぎ労働者が重要な収入源。
        南アフリカランドと通貨ロチが連動しておりインフレ対策が課題

スワジランド:南ア・モザンビークに囲まれた内陸国。国王権力が絶大で散財により財政逼迫。
        王妃となるための処女ダンスに毎年数万人。エイズ感染率一位で国民の26%が感染

マラウィ   :GDPが世界最下位の最貧民国の一つ。社会インフラが未整備で道路の舗装率5割、
        携帯電話所持率が10%。干ばつや水害などに見舞われることが多く食糧援助が必須

モザンビーク:97年に17年続いた内戦が終結。日本の商社との連携によるアルミ精錬や道路整備
         などインフラ整備事業や外国からの直接投資を背景に近年7%のGDP成長率

コンゴ民主共和国:隣のコンゴ共和国とは別の国。'60年の紛争以来、09年和平協定が結ばれたが
            武力衝突は未だに絶えない。国民の8割が一日2$以下の生活。

モーリシャス:砂糖・お茶等の1次産業から繊維業を中心とする2次産業へと転換に成功した国。
         ITや金融産業へ投資するなど多角化推進中。多民族国家だが治安は非常に良好。

セイシェル :インド洋の真珠と呼ばれる美しい海による観光業がメイン。その他漁業(マグロ)や
         農業(ココナッツ・バニラ)によりアフリカトップクラスのGDPで唯一の高所得国に分類

ザンビア  :銅の生産が輸出の6割を占める典型的なモノカルチャー経済。海外からの投資と銅
         価格上昇に伴い経済成長。ジンバブエとの国境に三大滝の一つビクトリアの滝あり

ナミビア  : '90年に南アから独立したが、未だに人口1%の白人が主要産業を掌握。ダイヤ・
         ウラン・石油など地下資源が豊富な国。貧富の差を示すジニ係数が世界一位。

と一国一言でまとめるのも一苦労なほど、国々の状況は非常に多岐に亘っていますが、

我々にとって馴染みがないので、

なんとなく名前は聞いたことあるけど、実情はそうだったんだー、と

調べれば調べるほど非常に興味深く

これからそうした国々に関わっていけると思うと今からわくわくしてきます。

私達の製品がこうした国々の発展の一助となるようこれから頑張ろうと思います。

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