2016年1月18日月曜日

犯罪者と救援者 Criminal and Rescuer

つい先日大使館よりこんなメッセージが届きました。
I got the message from Japanese embassy last week.

<カージャックについて>
 About carjacking

  23時頃帰宅途中,サントン方面からマルボロドライブとノースウェイの交差点にて信号待ちの
 On the way back home around 23pm, when the car was stopped for waiting the robot 
ため停止した際に,犯人(黒人男性1名)に助手席側の窓ガラスを破壊され,サイドブレーキを引か
れた。
at the corner of northway and  marbollo, the black man broke the window and pulled the side brake.
被疑者が車内から車の鍵を奪う間,被害者は隙を見て車外へ逃走したが転倒してしまい,
This Japanese victim tried to run away while he was grabbed the key of the car but fell.

被疑者から殴る蹴る等の暴行を受けた。
He was attacked from the suspect .

被害者は反撃に転じ揉み合いになったが,近くを通りかかった白人男性からの救援を受け,
Victim became a scuffle started to fight back, a white who was walking around there helped him,

犯人を取り押さえたものである。
and they caught him finally.







もちろんこうしたメッセージは日常茶飯事ではありませんが、
The message something like this one is not everyday occurrence but one a month,

月に一度はこのような情報が在留邦人に一斉送信され、
the embassy sent to all Japanese around here.

注意喚起されるのでその度にやはりここは危ないところだから気をつけなければと思うわけです。
Every time I got these messages, it makes me to aware it's not safe as japan.

ただ今回言いたいのは、ヨハネスがこうした危ない地域だというわけではなく、この文章についてです。
However, what I want to mention this time is not Johannesburg is dangerous but these sentence.

皆さんはこの文章のどこかに何か違和感を感じますか?
Did you notice something wrong from this message?

気が付かされたのは、こんなメッセージが大使館から来たんだと同僚に話したところからでした。
To be honest, I couldn't realize before my colleague pointed out when I talked to this message to him.

自分はそう言われるまで恥ずかしながら気づきませんでした。




それは、「犯人の人種が黒人だということと、救援した男性が白人」と書くことに意味があるのか?ということです。
It is that " Is it for us meaning thing to mention the race of suspect is black and man who help is white?"

別に犯罪が起きたということを喚起するのにあえて人種を書く必要があるんでしょうか。
Why did they need to put the races into the massage just to announce the crime happened.

一方で大使館は特段理由もなく単に人種を書いただけにすぎないかもしれません。
On the other hands, the embassy put the race for just no reason.

ただしこの国の人達、特に黒人はこうした「人種」については非常に敏感になっていると思われます。
However this matter have made me notice that the people here, especially blacks,

are very sensitive to the messages about the races.

2 件のコメント:

  1. 読んでいて、同僚の方のコメントを読む前に、私もすごい違和感を感じました。
    違和感というか、逆だったらなんて書いてたんだろう、さすが南アフリカ・・って思いながら読んでました。

    同僚の方が白人なのか黒人なのかわかりませんが、
    メキシコ人の友人に一度、「なんでアメリカの黒人は「劣等者」意識が強いのか?」って聞かれたことがあります。アメリカ人が「敏感」で今でも白人・黒人の争いが絶えないなのは「白人の優越感」よりも「黒人の劣等感」が原因だと語ってました。
    メキシコは違うと。確かにメキシコにきて一つ感じるのが、黒人、白人の差別が本当にないことです。
    「黒人が強盗」をしたとか、そういう表現、まず耳にしません。ただあだ名で肌の黒い方を「黒ちゃん」と愛嬌をもって呼ぶことがあります。「背ののちっちゃい子」とかと同じよう「肌が黒い」、それだけ。

    ここからは個人的な意見になってしまいますが・・・「just for no reason」に肌の色を書かないんじゃないかな・・・と私は思います。
    大使館の本意はわかりませんが、理由もなく「単に肌の色を書く」なんて正直ありえない。「ただの肌の色」だったらわざわざ書く必要あるのか、「男」を表現するのは肌の色以外にいろんな言葉があるのになんで「肌の色」を使うのか。
    メキシコで「黒人が・・・」というニュースを耳にしないように、本当に意味がないのであれば、そもそもそんな表現思いつかない・・・

    黒人・白人がいない日本人だって肌の色にはその肌の色のイメージをもっていませんか?
    実際 「白人が窓を割って黒人が助けた」なんてニュースだったら読者は別の意味でびっくりしたんじゃないか・・・と思えてしかたありません。

    正直、私は意識してました、肌の色。メキシコにきて大分変わって・・・最近「肌の色」を意識することが少なくなった気がします。

    長文失礼しました!
    ちなみに南アフリカで「black」は差別用語とされないんですか?





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  2. タイガーさん、コメント大歓迎です。毎度有難うございます。

    自分もタイガーさんと同意見で、大使館の本意はわかりかねますが、
    特に理由もなく敢えて犯罪を起こした人の人種を書くことはないように思います。
    ただ、ある意味「正直な日本人感覚」を体現しているようにも思えます。
    自分にも黒人は悪い人、白人は良い人という勝手な思い込みがあることを認めざるを得ません。
    それは同僚に言われる前まで違和感を感じなかったのにも残念ながら現れてますね。

    またこれが大使館という「公的な機関」から日本人にだけとはいえ発信されていることが、
    さらにこういった黒人への悪いイメージを助長・払拭から遠ざけているように思え、
    非常に残念でなりません。

    幸い現在のインターンシップ先の方たちは黒人だけなので、この「思い込み」から少しは脱すること
    が出来てきているとは思いますがまだまだ道半ばです。

    一方で残念ながら、不平等・貧困・失業という苦難に喘いでいる大多数の人々が黒人で、白人の犯罪率よりも数倍高いという統計データがあるのも事実です。そういった思い込みに陥りやすいのも、
    あるように思いますが、まぁ単なる言い訳ですね。

    完全な私見ですが、20年前のアパルトヘイトが残した差別が、まだまだ見えるようで見えない形と
    なって今も多くの黒人を苦しめていて、この状況が南アでは黒人に劣等感を植え付けてしまって
    いると考えています。
    (見えるようで見えないというのは、タウンシップのように黒人居住区が未だに存在すること、
     賃金が格安なこと、一方で小綺麗なショッピングセンターで黒人は店員に遠巻きに
     監視される事などなどという意味です。)

    そういった意味では、メキシコは入り混じりがうまくいっている国なのかもしれませんね。
    ここではなかなか入り混じりはびっくりするくらい見かけないので。

    最後に、ここ南アフリカでは「black」は差別用語にはなりません。
    政府(多くの黒人が勤務)からの資料にも「White,Black」と書いてありますし、
    念のため同僚にも確認しましたが差別用語には全く当たらないようです。
    確かアメリカでは黒人間では良いけど、私達がいうと差別用語に当たりますよね。

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