2016年2月19日金曜日

南アローカル人しかいない場所で働いて感じたこと

今回は日本語オンリーでいきます。

今は日本で言う経団連のような組織で働かせてもらっています。

政府が制定しようとしている法律について話し合う委員会に出席する

財界代表としての組織です。

オフィスには自分以外に10人くらいのとても小さなところです。

ただ、上に書いた委員会に出席するときは、

例えば鉱業団体の代表、銀行組合の代表、小売業の代表なりと議題に関連する

団体の代表が一緒に参加します。

インターン先の組織名は財界では非常に有名なようで、名前を言えば多くの人が知っており、

こうした組織で経験を積むために、

大学からインターンや別の組織からdirectorとして転職しに来た人もいます。

しかし、実際には

ここのオフィスで働く人がdecisionメーカーになること

議論を主導したり中心になることは殆どありません。

発言力・議論を進めるのは、このオフィスの人ではなくて

メンバー企業or団体である外から来た人たちなのです。



結局のところ、何が言いたいのかというと

「この組織には誰かを教えたり教わったりという教育システムが大きく欠けている」ように感じます。

会議の議事録を取ったり、次の会合のためのリマインド・事前の出席を取ったりと

もちろんやるべき事であるとは思います。

ただ、これが大学からのインターンや政治学を学び大学を卒業してきた人がやる仕事なのかなと。

もっと議論を主導するにあたっての考え方・進め方や

そのための必要な知識が何なのか、またはpoliticsで学んで来た事の使い方といった、

表面上ではなく、もっと深いその中身を教え身につけさせ個々人の成長を促すべきと思います。

(自分にとっては、南アのバックグラウンドを知ることが出来るとても良い機会になっているので、

何の不満もないのですが。。)




私見になりますが、こうした状況はやはりアパルトヘイトが関わっているのではと感じています。

今メインで活躍している40から50歳代の人たちはアパルトヘイト時代十分に教育を受けられず、

でも終わってからは必死になって頑張ったことで仕事を勝ち取ってきたんだろうと思います。

仕事ができる人はすごく優秀で、今の組織からどんどんどんどん上へと登りつめていきます。

そういった人たちからすると、十分に教育を受けてきた20歳代の人たちへは、

「もっと自分でなんとか頑張れよ」と言いたくなるのかなと思います。自分達がそうしてきたように。




自分の会社では、仕事をするときには初めに装置の使い方を学び、

どういった時にどの装置でどの分析をするのか、

どのような可能性が考えられるのか、

その可能性を上げる理由は何なのかといった、

先輩から多くの引き出しを学び、自分がいざ一人で仕事をする時にはその引き出しの中から

最適なものを自分で考え選び進めていきます。

そしてそういった考える思考こそがまた次の引き出しへと繋がっていくんだと思っています。

また期初に立てた自分の目標・ありたい姿に対して、四半期ごとに振り返り

自分に何が足りてて何が足りないのかといったフィードバックをするシステムがあります。

「ものをつくるまえに人をつくる」とどこかの会社の創業者が言っていますが、

本当にその通り、すごく大切なことだなと痛感しています。



自分の私見だし、多くの企業を知っているわけでもないですが、

こうした組織の中での教育システムがないということこそ、

出来る人はどんどんひたすら走っていき、

教えてあげれば伸びる人が伸びられず、

結果として貧富の差を生む原因の一つになっているのではないかと最近考えています。

多くの社会問題を扱うこの組織ですらそうなので、

きっと多くの企業が同じような形ではと思います。

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